ocappa final号

10年間お疲れ様でした。


美容師がフォトのレクチャーをするという当時でも珍しい企画のオファーを頂いたのが、このocappaでした。

当時はまだ自分で撮る美容師も少なく今みたいにデジタルもそこまで盛んではなかったのかなと思います。

僕自身はフィルムからのスタートで、「写るんです」でした笑

そこから中判カメラを買いブローニー?って言うフィルム撮影してました。

で、、、ポラチェックと言うのがあり今は生産中止になりましたがポラを切りながらライティングを決めていくのです。(一枚200円くらいしたかな、、)

そこから撮り終わったらカメラ屋にいって現像してもらい一緒に写真を暗室でプリントしてました。

今から考えるとマジめんどくさい笑

パソコンでのレタッチもないからレンズのボケ感で、肌を綺麗に見せるのです。これまたむずかった笑

おっと、、、話はそれましたが、、、


当時の担当の方がとってもディレクションが上手くて自分の中でもやってきたことをロジックにまとめられたなと思える紙面になりました。

当時の作品も今見ても好きです。
2011の時かな、、、。

最後にさせてもらった仕事は勝ち抜き戦で2回勝ち進んで3回目が企画がファイナルを迎えて決着は付かず終わりました笑

それでも次の号で対談を載せてもらったりとありがたかったです。



そして今回のラスト号。


コメントを載せて頂いてました。



僕らにとっては業界誌ってとっても大切で、
アシスタントの時、くじけそうな時、何からやったらいいのか分からない時、そんな時にいつもそばにありました。イケてる先輩達の作品や、想いなど誌面から感じながら

「まだまだいける。」

連日のサロンワークで手が乾燥し赤切れて紙をめくるのも痛いはずなのに、そんな事も忘れて夢中にページをめくってました。


自分もこんな作品を作りたい、自分たちのサロンの色を出したい。そんな想いで見てました。

このocappaという雑誌はアシスタント、jrスタイリスト向けの雑誌でその当時の僕らとは、全く違う環境のアシスタント、jrスタイリストが今の子達と思います。

雑誌を見なくても手に入る情報の方が多い今の世の中でデジタルではなく誌面に残った
作品達、美容師さん達の想いはカタチに残りまた
どこかでそれを手にとった誰かの心に残ります。



ocappa編集部の皆さま!!

10年間若手の美容師をずっと応援してきてくださり、チャンスをいただいたり本当にありがとうございました!!


Love





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